月に関する詩のまとめ

月にまつわる詩について書いた記事をまとめました。

満ち欠けをくり返しながら、時に夜空に輝き、時に青空に浮かぶ月は、詩心をかき立てますよね。さまざまな詩を紹介していますので、どうぞごゆっくりご覧ください。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

月がテーマ・月についての詩~8記事~

中原中也「頑是ない歌」

思へば遠く来たもんだ 十二の冬のあの夕べ…
現在の僕が、過去の俺をふり返ります。

中原中也の詩「頑是ない歌」…思えば遠く来たもんだ
中原中也の詩「頑是ない歌」を紹介します。この詩の題名に覚えがなくでも、出だしにピンと来るかたはいらっしゃるのではないでし...

中原中也「月夜の浜辺」

月夜の晩に、ボタンが一つ 波打際に、落ちてゐた…
どうしても捨てられないものに、出合ったことはありますか?

中原中也の詩「月夜の浜辺」の心情は?~鑑賞と解説~
ささやかであっても、どうしても捨てられない物に、出合ったことはありますか?なぜ、どのようにそれが宝物なのか、上手くは説明...

萩原朔太郎「悲しい月夜」

ぬすつと犬めが、くさつた波止場の月に吠えてゐる…
口語自由詩の先駆け。大胆な色使いと、ドキリとさせるリズム。

萩原朔太郎「悲しい月夜」…五感を刺激する詩
萩原朔太郎の第一詩集『月に吠える』は、口語自由詩を確立した詩集として知られています。五七調や七五調のリズムに縛られること...

草野心平「月夜」

空と沼と。十日の月は二つ浮び…
二匹の蛙の逢瀬。空と沼に映る二つの月が、美しいです。

草野心平「月夜」は生の謳歌。命の美しさを愛おしむ詩。
草野心平さんの蛙の詩を目にすると、かなしさが胸にこみ上げることがあります。悲しさでも哀しさでもなく、むしろ愛しさ。古の昔...

北原白秋「月光微韻」

月の夜の 羅漢柏の なんとなき 春の幽かすけさ…
月にまつわるほのかな短唱・22篇。

北原白秋「月光微韻」を全文紹介します。
北原白秋の詩「月光微韻げっこうびいん」を紹介します。月が描かれた短詩の連なりで、見ているだけで不思議と癒されます。できれ...

立原道造「はじめてのものに」

ささやかな地異は そのかたみに 灰を降らした この村に ひとしきり
月の明るい夜に語りあった、彼女との物語の行方は…?

立原道造のソネット「はじめてのものに」
立原道造の詩「はじめてのものに」は、どこか謎めいていて、人を惹きつける魅力があります。さっそく以下で全文を引用して、解釈...

萩原朔太郎「月光と海月」「およぐひと」

月光の中を泳ぎいで むらがるくらげを捉へんとす…
萩原朔太郎の初期作品。現実以上にリアルな世界です。

萩原朔太郎「月光と海月」「およぐひと」
萩原朔太郎の「月光と海月」は、とても不思議な詩です。読めば読むほどイメージが広がり、いろいろな解釈をすることができます。...

金子みすゞ「昼の月」「月のひかり」

しゃぼん玉みたいな お月さま、風吹きゃ、消えそな お月さま…
金子みすゞさんの、月にまつわるファンタジックな童謡を2篇紹介。

金子みすゞの月の詩…「昼の月」「月のひかり」
金子みすゞさんは、身近なものだけでなく、遠い世界にも優しい眼差しを向けています。そうかと思えば、遥か彼方の月のような天体...
「まとめ」について
  • 詩の出だしと、どのような月が描かれているのか、簡単な説明文を加えました。詩を探すときの参考にしてください。
  • それぞれの記事は、ブログカード(画像入りのボタン)をクリックまたはタップすれば、ご覧いただくことができます。

コメント

  1. いまい そうた より:

    勉強の課題が終わりましたありがとうございます

    • kotoba より:

      いまい そうた さま
      初めまして。コメントありがとうございます。
      勉強のお役に立てたみたいで、よかったです。

  2. てけひめ より:

    勉強の役に立った」

タイトルとURLをコピーしました