空の詩

高田敏子

高田敏子「忘れもの」…夏休みよ、もう一度。

子どものころは、夏休みが終わるのが寂しくて、あの自由気ままな日々が戻ってきてほしいと感じた人は多いのではないでしょうか。...
高村光太郎

東京には空が無い…高村光太郎『智恵子抄』より「あどけない話」

私は高村光太郎の詩集『智恵子抄』をこよなく愛していますが、もしも「あどけない話」が収められていなかったら、これほど好きに...
金子みすゞ

金子みすゞの空の詩…「ひろいお空」「青い空」「雲」

金子みすゞさんにとって、空は憧れの的であり、想像の翼を羽ばたかせることができる場所でした。 これからみすゞさんの、空にま...
寺山修司

寺山修司「かずこについて」…全文を解説付きで紹介します。

寺山修司の第一作品集『われに五月を』より、「かずこについて」という連作詩を紹介します。 この詩は7篇の短い詩で構成されて...
谷川俊太郎

谷川俊太郎『東京バラード、それから』より~空の詩3選

谷川俊太郎さんの数多い詩集のひとつに、『東京バラード、それから』があります。 2011年当時から遡ること約40年前に書か...
萩原朔太郎

萩原朔太郎の詩「天景」…心地よいリズムと豊かなイメージ

萩原朔太郎の「天景」が好きで、時々口ずさむことがあります。リズムが心地よく、イメージも豊かなので、ついつい歌いたくなる詩...
上田敏

山のあなたの空遠く…カール・ブッセの詩を、上田敏の名訳で。

「山のあなた」という詩を紹介します。 ドイツの詩人である、カール・ブッセ(1872-1918)による作品です。 日本では...
谷川俊太郎

谷川俊太郎の詩「かなしみ」…あの青い空の波の音が聞えるあたりに

谷川俊太郎さんの詩を目にしたことがある方は多いと思いますが、初期の作品をご覧になったことはありますでしょうか。 谷川俊太...
石垣りん

石垣りんの詩「空をかついで」…子どもの肩におとなたちは

石垣りんさんの「空をかついで」という詩を紹介します。 何の前置きもなくても、すっと心に入る詩なので、さっそく引用しますね...
立原道造

立原道造「夢みたものは‥‥」詩の鑑賞と解釈

立原道造は、ソネット(14行詩)の名手です。 青春の憧れと哀しみを、みずみずしい情感で歌ったソネットは、今も多く人を虜に...