花の詩

金子みすゞ

金子みすゞの花の詩…「花の名まえ」「わらい」「露」

金子みすゞさんの詩で、花にまつわる詩を3篇紹介します。みすゞさんの童謡集をめくると、たくさんの花に出会えます。どれも良い...
草野心平

草野心平「紅梅」…どうして紅の花が咲き匂うのか

草野心平さんは、蛙や富士山について書かれた詩が多いため、「蛙の詩人」「富士山の詩人」と思われがちですが、一言で括れないく...
宮沢賢治

宮沢賢治の短い詩「林と思想」

「宮沢賢治の詩は難しい」と感じている方もいるかもしれませんね。確かにわかりにくい詩もありますが、なかには何の知識がなくて...
上田敏

「わすれなぐさ」…上田敏の名訳詩集『海潮音』より

上田敏(1874-1916)の名訳詩集『海潮音』には、「わすれなぐさ」という訳詩があります。あの青く可憐な花を思わせるよ...
三好達治

三好達治の美しい叙情詩「乳母車」…淡くかなしきもののふるなり

三好達治の詩「乳母車」を初めて目にしたとき、その美しさに息を零しそうになりました。三好達治の代表作であることはもちろん、...
中原中也

中原中也のソネット「六月の雨」

中原中也の詩で、「六月の雨」が好きだという人は多いのではないでしょうか。私もまさにそうです。梅雨になると特に、味わいたく...
北原白秋

北原白秋「月光微韻」を全文紹介します。

北原白秋の詩「月光微韻げっこうびいん」を紹介します。月が描かれた短詩の連なりで、見ているだけで不思議と癒されます。できれ...
北原白秋

北原白秋の思い出の詩「水ヒアシンス」

北原白秋は詩に限らず、童謡を数多く残しています。瑞々しい子ども心を、いつまでも残していたのですね。白秋の詩にも、その心は...
北原白秋

北原白秋の恋の詩「ほのかにひとつ」

北原白秋の詩は、古風な言葉のように見えて、いまでも新鮮な血が通っています。思わず口ずさみたくなるような、親しみやすさがあ...
草野心平

草野心平「月夜」は生の謳歌。命の美しさを愛おしむ詩。

草野心平さんの蛙の詩を目にすると、かなしさが胸にこみ上げることがあります。悲しさでも哀しさでもなく、むしろ愛しさ。古の昔...