夕日・夕焼け・夕暮れに関する詩のまとめ

夕陽、夕焼け、夕暮れ、たそがれ時の詩を紹介している記事をまとめました。

夕方の空は、ピンク、オレンジ、赤、紫……と、時が移ろうにつれて美しく変化していきますね。ここで取り上げている詩も、それぞれ色合いがあります。

有名な詩を中心にそろえていますので、あなたのお気に入りの詩が見つかると幸いです。

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夕陽・夕焼け・夕暮れについての詩~8記事~

三好達治「乳母車」

母よ――淡くかなしきもののふるなり 紫陽花いろのもののふるなり…
泣きぬれる夕陽が、郷愁を誘います。

三好達治の美しい叙情詩「乳母車」…淡くかなしきもののふるなり
三好達治の詩「乳母車」を初めて目にしたとき、その美しさに息を零しそうになりました。三好達治の代表作であることはもちろん、...

茨木のり子「六月」

どこかに美しい村はないか 一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒…
一日の終わりの心地良い一時。やさしいさざめきで満ちる夕暮。

茨木のり子の詩「六月」…美しい村と街と人々の力
茨木のり子さんの「六月」という詩を紹介します。梅雨の鬱陶しい日はもちろん、晴れない気持ちを抱えているときも、爽やかな光と...

堀口大学「夕ぐれの時はよい時」

夕ぐれの時はよい時、かぎりなくやさしいひと時。…
冬も夏も、あらゆる年ごろの人に、夕ぐれは静かな安らぎに満ちています。

堀口大学「夕ぐれの時はよい時」
堀口大学の作品のなかに、「夕ぐれの時はよい時」という詩があります。「よい」という言葉は、一見ありふれた言葉ですよね。とこ...

吉野弘「夕焼け」

いつものことだが 電車は満員だった。…
日常風景から切り取られた、やさしさについて問いかける詩。

吉野弘の代表作「夕焼け」の解説…やさしさとは何か
吉野弘さんの詩「夕焼け」は、多くの人に愛されている代表作です。日常の光景をそのまま切り取って、やさしさとは何か問いかけて...

高田敏子「夕焼け」

夕焼けは ばら色 世界が平和なら…
短い詩ですが、平和への深い祈りがここにあります。

高田敏子の詩「夕焼け」
高田敏子さんの「夕焼け」という詩を紹介します。短い詩ですが、そこには平和への深い祈りがこめられています。夕焼け夕焼けはば...

石垣りん「くらし」

食わずには生きてゆけない。メシを 野菜を 肉を 空気を…
生きてこれたのは、生かされてきたから。正直に潔く、いのちの本質に向かい合っている詩です。

石垣りん「くらし」の感想…生命にまっすぐに刺さる詩
これから石垣りんさんの「くらし」という詩を紹介します。短くシンプルで、生命にまっすぐに刺さる詩です。くらし食わずには生き...

金子みすゞ「風」「つばな」「夕ぐれ」「石ころ」

空の山羊追い 眼にみえぬ 山羊は追われて ゆうぐれの…
優しさと懐かしさと、ほんの少しの寂しさが滲み出ている夕方の詩。

金子みすゞの夕日・夕焼けの詩…「風」「つばな」「夕ぐれ」「石ころ」
金子みすゞさんの詩で、夕日・夕焼け・夕暮れが描かれている詩を4編紹介します。夕方は優しさや寂しさ、懐かしさなどを感じさせ...

八木重吉「太陽」

太陽をひとつふところへいれていたい てのひらへのせてみたり…
いつまでも太陽をいとおしむ…いつまでも心に残る詩。

太陽をひとつふところへいれていたい…八木重吉の詩「太陽」
八木重吉の「太陽」という詩を紹介いたします。全文引用しますね。太陽太陽をひとつふところへいれていたいてのひらへのせてみた...
「まとめ」について
  • 詩の出だしと、どのような夕方が描かれているのか、簡単な説明文を加えました。詩を探すときの参考にしてください。
  • それぞれの記事は、ブログカード(画像入りのボタン)をクリックまたはタップすれば、ご覧いただくことができます。

コメント

  1. 田所浩二 より:

    良かったっデス

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