雨に関する詩のまとめ

雨にまつわる詩について書いた記事をまとめました。

雨音のオノマトペが生きている詩から、静かに潤う詩まで、さまざまな作品を揃えています。あなたの心に響く言葉が見つかるといいです。

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雨がテーマ・雨についての詩~7記事~

谷川俊太郎「生きる」

生かす 六月の百合の花が私を生かす…
生かされて、生きる。記憶のコラージュ。

谷川俊太郎の詩「生きる」…六月の百合の花が私を生かす
谷川俊太郎さんの「生きる」という詩を紹介します。実は同じタイトルの詩が二つ存在していて、詩集『うつむく青年』(1971年...

山村暮鳥「雨の詩」「雨は一粒一粒ものがたる」「驟雨の詩」

何だらう あれは さあさあと 竹やぶのあの音…
人間味あふれる詩集『風は草木にささやいた』より、雨模様の詩を選りすぐり。

山村暮鳥の雨の詩・3選…『風は草木にささやいた』より
山村暮鳥の雨に関する詩を、三作続けて紹介します。「雨の詩」「雨は一粒一粒ものがたる」「驟雨の詩」以上の三つの詩は、いずれ...

三好達治「大阿蘇」

雨の中に馬がたつてゐる 一頭二頭仔馬をまじへた馬の群れが…
大阿蘇の悠大な時空間を、ゆるがない視点から描写。

三好達治「大阿蘇」…もしも百年がこの一瞬の間にたったとしても
あなたは阿蘇というと、どのようなイメージを思い描くでしょうか。三好達治の詩「大阿蘇」では、阿蘇の大自然が目の前に広がって...

高村光太郎「人類の泉」

世界がわかわかしい緑になつて 青い雨がまた降つて来ます…
愛の詩集『智恵子抄』より。自らの半身に出会い、結婚を目前にした時の、魂からの告白。

高村光太郎「人類の泉」…『智恵子抄』より
高村光太郎は、最愛の人である智恵子さんに関する詩を、約40年間にわたって書き続けました。その結晶が詩集『智恵子抄』です。...

中原中也「六月の雨」

またひとしきり 午前の雨が 菖蒲のいろの みどりいろ…
中也の心の振れ幅の大きさに、こちらまで揺さぶられそう。

中原中也のソネット「六月の雨」
中原中也の詩で、「六月の雨」が好きだという人は多いのではないでしょうか。私もまさにそうです。梅雨になると特に、味わいたく...

宮沢賢治「雨ニモマケズ」

雨ニモマケズ 風ニモマケズ…
今も日本人の心に生きて、励まし、寄り添ってくれる詩です。

宮沢賢治「雨ニモマケズ」の解説…カタカナ・ひらがな全文比較付き
宮沢賢治の最も有名な詩は、「雨ニモマケズ」だと誰もが納得するでしょう。今も多くの人を励まし、勇気づけ、心に寄り添ってくれ...

金子みすゞ「お日さん、雨さん」「雨のあと」「寒のあめ」

ほこりのついた 芝草を 雨さん洗って くれました…
みすゞさんの童謡から、雨が出てくる優しい詩を3編紹介。

金子みすゞの雨の詩…「お日さん、雨さん」「雨のあと」「寒のあめ」
金子みすゞさんの作品で、雨が出てくる詩を3編紹介します。「お日さん、雨さん」「雨のあと」は雨上がりについて、「寒のあめ」...
「まとめ」について
  • 詩の出だしと、どのような雨が描かれているのか、簡単な説明文を加えました。詩を探すときの参考にしてください。
  • それぞれの記事は、ブログカード(画像入りのボタン)をクリックまたはタップすれば、ご覧いただくことができます。

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