雪に関する詩のまとめ

雪に関する詩を紹介している記事をまとめました。

まっ白な雪は、詩情をもたらします。降る雪、積もる雪、融ける雪、等々…さまざまな表情の雪をそろえましたので、どうぞ心ゆくまでご鑑賞くださいね。

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雪がテーマ・雪についての詩~8記事~

三好達治「雪」

太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ…
多くの日本人に愛されている二行詩…ここからどんな情景が見えますか?

三好達治「雪」…太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
三好達治の「雪」の詩をご存知の方は、多いのではないでしょうか。教科書にも載せられていますし、どこかで目にしたことがあるか...

山村暮鳥「雪」

きれいな きれいな 雪だこと…
あっけらかんとして、なぜか泣けてくる。雪をよく知る暮鳥だから書ける詩。

山村暮鳥「雪」…天からふってきた雪だもの
山村暮鳥の詩は、明るくあっけらかんとしている詩が多いです。(晩年の詩は特に)それなのに、読んでいるときゅっと心をつかまれ...

草野心平「紅梅」

どうして紅の花が咲きどうして。ふくいくとした香りをわかせるのだらう。どうして…
紅梅を更に鮮やかにする白雪。

草野心平「紅梅」…どうして紅の花が咲き匂うのか
草野心平さんは、蛙や富士山について書かれた詩が多いため、「蛙の詩人」「富士山の詩人」と思われがちですが、一言で括れないく...

吉野弘「雪の日に」

――誠実でありたい。そんなねがいを どこから手にいれた…
誠実とは何か。ひたひたと重なる言葉に、深く考えさせられます。

誠実でありたい…吉野弘の詩「雪の日に」
吉野弘さんの「雪の日に」という詩を紹介いたします。この詩は合唱曲用に書き改められた歌詞も存在しますが、ここで取り上げるの...

萩原朔太郎「黒い風琴」

おるがんをお弾きなさい 女のひとよ あなたは黒い着物をきて…
詩と音楽の不思議な一体感。

萩原朔太郎「黒い風琴」…おるがんをお弾きなさい女のひとよ
萩原朔太郎の「黒い風琴」という詩を紹介いたします。風琴とはオルガンのことです。黒い風琴おるがんをお弾きなさい 女のひとよ...

中原中也「汚れつちまつた悲しみに」

汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる…
小雪のように降りやまないリフレイン。

中原中也の詩「汚れつちまつた悲しみに」の感想
中原中也の「汚れつちまつた悲しみに」は、有名な詩です。誰もが口ずさめるような親しみやすさがあり、心のどこかで共感して慰め...

金子みすゞ「積もった雪」「淡雪」「雪に」

上の雪 さむかろな。つめたい月がさしていて…
みすゞさんの純粋な視点にハッとさせられる、詩を3篇紹介。

金子みすゞの雪の詩…「積もった雪」「淡雪」「雪に」
金子みすゞさんの、雪にまつわる詩を三編紹介します。みすゞさんが生まれ育った山口県の仙崎は、冬は比較的暖かく、あまり雪は降...

室生犀星「叙情小曲集・序詩」「木の芽」「ふるさと」

雪のしたより燃ゆるもの かぜに乗り来て…
北国・金沢生まれの犀星の、雪融けを願う詩を集めました。

室生犀星の雪の詩・4選…『抒情小曲集』より
室生犀星は、雪深い北国の金沢で育ちました。十一月初旬のしぐれは日を追うごとに霙となり、野山や街や家々を包む雪となります。...
「まとめ」について
  • 詩の出だしと、どのような雪が描かれているのか、簡単な説明文を加えました。詩を探すときの参考にしてください。
  • それぞれの記事は、ブログカード(画像入りのボタン)をクリックまたはタップすれば、ご覧いただくことができます。

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