おすすめの近代詩

萩原朔太郎

萩原朔太郎の詩「天景」…心地よいリズムと豊かなイメージ

萩原朔太郎の「天景」が好きで、時々口ずさむことがあります。リズムが心地よく、イメージも豊かなので、ついつい歌いたくなる詩...
高村光太郎

高村光太郎「人類の泉」…『智恵子抄』より

高村光太郎は、最愛の人である智恵子さんに関する詩を、約40年間にわたって書き続けました。その結晶が詩集『智恵子抄』です。...
三好達治

三好達治「大阿蘇」…もしも百年がこの一瞬の間にたったとしても

あなたは阿蘇というと、どのようなイメージを思い描くでしょうか。 三好達治の詩「大阿蘇」では、阿蘇の大自然が目の前に広がっ...
山村暮鳥

山村暮鳥の雨の詩・3選…『風は草木にささやいた』より

山村暮鳥の雨に関する詩を、三作続けて紹介します。 「雨の詩」 「雨は一粒一粒ものがたる」 「驟雨の詩」 以上の三つの詩は...
北原白秋

北原白秋の思い出の詩「水ヒアシンス」

北原白秋は詩に限らず、童謡を数多く残しています。 瑞々しい子ども心を、いつまでも残していたのですね。白秋の詩にも、その心...
北原白秋

北原白秋の恋の詩「ほのかにひとつ」

北原白秋の詩は、古風な言葉のように見えて、いまでも新鮮な血が通っています。思わず口ずさみたくなるような、親しみやすさがあ...
中原中也

中原中也の詩「月夜の浜辺」の心情は?~鑑賞と解説~

ささやかであっても、どうしても捨てられない物に、出合ったことはありますか? なぜ、どのようにそれが宝物なのか、上手くは説...
草野心平

草野心平「月夜」は生の謳歌。命の美しさを愛おしむ詩。

草野心平さんの蛙の詩を目にすると、かなしさが胸にこみ上げることがあります。 悲しさでも哀しさでもなく、むしろ愛しさ。古の...
萩原朔太郎

萩原朔太郎「悲しい月夜」…五感を刺激する詩

萩原朔太郎の第一詩集『月に吠える』は、口語自由詩を確立した詩集として知られています。 五七調や七五調のリズムに縛られるこ...
堀口大学

私の耳は貝の殻…ジャン・コクトーの詩を、堀口大学の名訳で。

これから海にちなんだ、とても美しい短詩をひとつ紹介します。 耳 私の耳は貝の殻から 海の響ひびきをなつかしむ この短詩の...