おすすめの近代詩

八木重吉

太陽をひとつふところへいれていたい…八木重吉の詩「太陽」

八木重吉の「太陽」という詩を紹介いたします。全文引用しますね。 太陽 太陽をひとつふところへいれていたい てのひらへのせ...
高村光太郎

高村光太郎「樹下の二人」…詩集『智恵子抄』より

高村光太郎と智恵子は大恋愛をして、大正3年12月に結婚します。その後二人は、どのように暮らしたのでしょう。 詩集『智恵子...
草野心平

草野心平「紅梅」…どうして紅の花が咲き匂うのか

草野心平さんは、蛙や富士山について書かれた詩が多いため、「蛙の詩人」「富士山の詩人」と思われがちですが、一言で括れないく...
室生犀星

室生犀星「きょうという日」

室生犀星の「きょうという日」という詩を紹介いたします。 ふつうの何気ない日はもちろん、誕生日の前や大晦日の夜など、節目の...
山村暮鳥

山村暮鳥「雪」…天からふってきた雪だもの

山村暮鳥の詩は、明るくあっけらかんとしている詩が多いです。(晩年の詩は特に) それなのに、読んでいるときゅっと心をつかま...
三好達治

三好達治「雪」…太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。

三好達治の「雪」の詩をご存知の方は、多いのではないでしょうか。 教科書にも載せられていますし、どこかで目にしたことがある...
八木重吉

八木重吉「素朴な琴」…この明るさのなかへひとつの素朴な琴をおけば

八木重吉は29年の短い生涯のなかで、3000編近い詩を残しました。 どの詩も野原の草花のように美しいですが、たったひとつ...
草野心平

草野心平「秋の夜の会話」

秋から冬にかけて、肌寒くなり、土には枯葉が散り、虫の音が薄れていくと、季節は死に向かっていると感じることがあります。 草...
金子みすゞ

金子みすゞの月の詩…「昼の月」「月のひかり」

金子みすゞさんは、身近なものだけでなく、遠い世界にも優しい眼差しを向けています。そうかと思えば、遥か彼方の月のような天体...
北原白秋

薄らあかりにあかあかと…北原白秋・詩集『思ひ出』より「初恋」

北原白秋の「初恋」を紹介します。さっそく引用しますね。 薄らあかりにあかあかと 踊るその子はただひとり。 薄らあかりに涙...